ぎんざるの毒統一戦記

ぎんざる @_doku_doku_ の毒統一構築ブログ

【SVS9最高レート1760毒統一構築記事】イヌも鍛えりゃ3タテかます

こんにちは、毒統一使いのぎんざるです。

今シーズンはシーズン途中でキタカミのポケモンたちが参戦し、大きく荒れた環境となりました。

毒統一も淳伝説3匹が投入され、新しい時代の幕開けとなり、自分もいろいろなパーティを試してみました。

その結果レート1500割るまで落ち込んだのですが、最終日にパーティを固めてレートを1760まであげられたので、自分メモ用も兼ねて構築紹介記事とします。

 

今回新規参入したイイネイヌがあまりにも強かったのでパーティのエースとし、環境に強いポケモンで固めた構築となります。1800いけるポテンシャルはあったので、もう少し早くかためたかったなというのが本音です。

それでは以下各ポケモンの紹介です。

 

 

ポケモン紹介】

1.イイネイヌ

特性:ばんけん

性格:いじっぱり

持ち物:オボンのみ

テラス:ひこう

実数値:191(220)-187(172+)-141(44)-×-107(4)109(68)

技:ドレインパンチ / はたきおとす / れいとうパンチ / ビルドアップ

 


HB→ようきA252ランドロス地震耐え

HD→控えめC252テツノツツミの眼鏡ハイドロポンプ高乱数耐え(25%乱1)

S→12振りサーフゴー+3、12振りFCロトム抜き


・構築のメインエースとなるビルドレばんけんイイネイヌ、物理方面に特に秀でており、パーティで一番3タテをキメたポケモンである。

・技はドレインパンチ、ビルドアップは確定だが、サーフゴーをはじめとしたゴーストに刺さるはたきおとす、カイリューランドロスを返り討ちにできる冷凍パンチはそれぞれとても重宝した。欲を言うならテラ毒ディンルーやドヒドイデに刺さる10まんばりきがあってもいいかもしれない。

・S調整が働く場面が多く、耐久振りしているサーフゴーやカイリューは上から弱点を突けるため、それによって無償突破できたり相手の型を絞れたりといった利点が大きかった。

・特性ばんけんは、威嚇に対しては攻撃が上がり、吹き飛ばしや吠えるなどの強制交換効果を受けなくなるため、積み技と相性がとてもよかった。

・特にディンルーに対して強く、初手のディンルー対面で相手がステロと吹き飛ばしをしている間に2回積んでそのまま3タテすることもしばしばあった。さすがに環境終盤ではばんけんを知っている人が増え、毒テラスを切られて苦戦することも増えたが、それでも相手にテラスを切らせつつディンルーを1体で抑えられるのは大きな役割だった。

・テラ飛行は1ターン無償で積めるのがとても強かったが、一方でパオジアンやサンダーに弱点を突かれるため安易に切るかは相手の後続を見る必要がある。水ウーラオスと戦えるテラ水も強いと感じたが、積んだ後の役割対象であるオーガポンに弱点を突かれるため今回は見送った。

・そのまま起点にできる相手はディンルー、ハッサム、ヒスイヌメルゴン、パオジアン。テラスを切ることを前提とすれば、カイリューランドロスガブリアスも起点にできる。一方でカイリューやオーガポンのアンコールには注意が必要。

【イイネイヌの型紹介動画はこちら】

youtu.be

 

2.テツノドクガ

テツノドクガ|ポケモンずかん

特性:クォークチャージ

性格:おくびょう

持ち物:ブーストエナジー

テラス:こおり

実数値:159(28)-×-89(68)-180(156)-131(4)-178(252+)

技:ほのおのまい / ほうでん / テラバースト / みがわり


HB→陽気A252かまどの面オーガポンのおもかげやどし後ツタこんぼう確定耐え

C→クォークチャージがCにかかるように調整

 

・パーティのサブエースその1、貴重な特殊アタッカー枠。

・サーフゴーに対して投げた際に、相手がカイリューに引くことが多かったため氷テラバーストを採用。読まれづらく、H実数値175カイリューまでならマルスケ貫通して確1となるため、奇襲の一撃として強かった。

・一方で完全に攻めのテラスなので、水テラスや草テラスと比べて、対ウーラオス性能が落ちることには注意が必要。

・サブウェポンの対水枠には追加効果が優秀な放電を採用。ハバタクカミを麻痺らせたりと、想定以上の活躍をしてくれた。

カイリュー、サーフゴー相手に強く、ウーラオスも見れうるので選出率も高かった。

 

 

3.ブロロローム

ブロロローム|ポケモンずかん

特性:ぼうじん

性格:ようき

持ち物:ふうせん

テラス:こおり

実数値:157(12)-171(252)-111(4)-×-88(4)-154(236+)

技:アイアンヘッド / 10まんばりき / テラバースト / ギアチェンジ

 

S→ギアチェンジ後、最速ブーストテツノツツミ抜き

残りA252+耐久

 

・パーティのサブエースその2、高速物理アタッカー枠。

・セグレイブをはじめ物理ドラゴンに対して強く、ギアチェンジができればハバタクカミも上からとれるようになるため、相手にドラゴンや高速アタッカーが多い際によく選出していた。

10まんばりきの習得により大幅に強化されたブロロローム。地面技を出すためにわざわざテラスを切る必用がなくなったため、氷テラバーストを採用してカイリューランドロスにも強く出られるようにした。

・テツノドクガと合わせて、毒統一によく選出されるカイリューサーフゴーを2体で見ることができるようにしているため、安定した勝率に貢献してくれた。

 

 

4.キラフロル

キラフロル|ポケモンずかん

特性:どくげしょう

性格:ひかえめ

持ち物:こだわりスカーフ

テラス:くさ

実数値:159(4)-×-110-200(252+)-101-138(252)

技:パワージェム / ヘドロウェーブ / エナジーボール / だいちのちから

 

・対オーガポン用に考案されたスカーフキラフロル。

・何より選出誘導性能が高く、存在するだけで相手の先発を読みやすくなるのがとても助かった。

・C実数値からのパワージェムで耐久無振りオーガポンが確1となるのが強かったが、環境終盤は耐久調整オーガポンが増えて一撃で落とせない場面も増えた。

・一方でエナジーボールは耐久無振りウーラオスを確1、草テラスタルを切ればH252カバルドンも確1にできるため、高火力草アタッカーとしての役割も担ってくれた。

・大地の力とエナジーボールカイリューに受けられ、パワージェムとヘドロウェーブはサーフゴーに受けられるため、スカーフバレした後の対応が重要だと感じた。理想は最後に出してお掃除としての運用。

 


5.ストリンダ―

画像集 No.008 / 「ポケットモンスター ソード・シールド」,キョ ...

特性:パンクロック

性格:ひかえめ

持ち物:とつげきチョッキ

テラス:ノーマル

実数値:175(196)-×-91(4)-167(140)-100(76)-107(92)

技:ばくおんぱ / オーバードライブ / たたりめ / ほっぺすりすり

 

HD→臆病C252テツノツツミの眼鏡テラ水ハイドロポンプ耐え

HB→いじっぱりウーラオスの水流連打耐え

S→12振りサーフゴー抜き

 

・パーティの安定した特殊受け役。電気タイプであることによる電磁波無効、ほっぺすりすりによるS操作、ばくおんぱによる耐久崩しが主な役割。

・ほっぺ+たたりめでハバタクカミやサーフゴーに強く出ることができるのが強みであり、また物理アタッカーでは突破困難なヘイラッシャの弱点を突けることが魅力。

・電気技を読んで出てくる地面相手にばくおんぱで大ダメージを与えたりと、応用的な動きも決めやすかった。

・パーティとして地面技に対して受け出しできるポケモンが少なかったこともあり、選出率は低かったが、相手がヘイラッシャなど水タイプを出しづらくなるような選出誘導に貢献していたと感じる。

 

 

6.ゲンガー

特性:のろわれボディ

性格:おくびょう

持ち物:きあいのタスキ

テラス:ノーマル

実数値:135-×-80-182(252)-96(4)-178(252+)

技:シャドーボール/こごえるかぜ/みちづれ/アンコール

 

CS特化残りD

 

・パーティの最後にハマったピースとして、サポート重視ゲンガー。

・こご風での弱体化、みちづれアンコール、呪われボディと流し性能が高く、初手で投げて相手の選出全員を見ることができたバトルもあった。

・起点作成にも長けているため、こご風からイイネイヌが先に積めるようにしたり、ドクガやブロロロームが積むスキを作ってくれたりと、パーティの潤滑油の役割を果たしてくれた。

・こちらが後続を残した状態での相手の最後の1匹に対してはほぼ無類の強さを誇り、ゲンガーのみちづれアンコールで決めた試合もあった。

・先発出し負けすると一気に負けが濃厚になる毒統一において、先発の明確な不利が少なく、必ず何かしら仕事をしてくれるゲンガーはとても頼りになった。

 

 

【選出について】

キラフロルが先発誘導性能が高いポケモンであり、相手の初手は基本的に地面技持ちか、鋼タイプ、水タイプを出してくることが多くなるため、そこに合わせて先発を絞り込んだ。

〈相手のパーティに応じた先発選択の例〉

・ディンルーがいる→イイネイヌ確定

ハッサムランドロスなど物理アタッカーが中心→イイネイヌ

ガブリアスランドロスなどの氷4倍組+サーフゴー→ゲンガー

・ほぼサーフゴーが出てきそう→テツノドクガorゲンガー

・ハバタクカミ、サーフゴー、テツノツツミ、水ロトム→ストリンダ―

 

先発の後ろには受け出しのケア+サブアタッカーで選出していた。

〈後続によるケアの例〉

・イイネイヌに対してハバタクカミが出てきたときのためのストリンダー

・イイネイヌに対してサーフゴーが出てきたときのためのテツノドクガ

 

また、オーガポンとウーラオスは特定のポケモンで対処したかったため、相手のパーティにいるときは以下のように選出した。

・オーガポン→キラフロル

・ウーラオス→キラフロル、テツノドクガ

 

このような基準によって、

・イイネイヌでディンルーを見てから、テツノドクガでカイリューとサーフゴーを突破する。

・ゲンガーでガブリアスを流してから、イイネイヌで積んで、キラフロルで念のためオーガポンをケアする。

といった、相手のパーティに合わせた勝利プランを選択した。

 

 

【あとがき】

ここまで読んでくださりありがとうございました!

次のシーズンはさらに大きな変化がありますので、いろいろな毒ポケモンを試しながらパーティを固めていきたいです。

YouTubeでいつもランクマッチ配信をしていますので、よかったらチャンネル登録したり遊びに来てください!

それでは次の投稿までじゃあの~